土木作業員と聞くと、男性の方が優勢であるというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?しかしながら、近年、女性の方々も土木作業員として活躍されるケースが増えています。
この度は、増加傾向にある女性土木作業員の比率や男性作業員との違いについて詳しく解説してまいります。
土木作業員としてのキャリアに興味をお持ちの女性の方はぜひご覧ください。
土木作業とは
そもそも土木作業員はどのような仕事をしているのでしょうか。
名前は聞いたことあるけど、実際の土木作業員の仕事内容について詳細をご存じでない方もいらっしゃるでしょう。
通常、土木工事に従事している方を土木作業員と呼びます。
土木作業は、木材や金属などを使用して行われる建設作業のことで、建物や道、川など、現場は幅広いです。土木工事にはさまざまな種類があります。
▼主な土木作業
– 道路工事
– 河川・海岸工事
– ダム工事
– 橋梁工事
– 土地区画整備
– 水道工事
– 建設(住宅、ビル、空港など)
土木作業界での女性の活躍
現在、建設・建築業界では人手不足が深刻化しており、その影響は土木作業員にも表れています。
そのような背景から、女性の進出が増加しており、土木業界において作業員として活躍する女性を指す「ドボジョ」という言葉も生まれています。
土木作業界での女性の割合は現在約6%と言われています。
未だに女性の割合は少ないものの、年々増加傾向にあります。
さらなる女性の土木業界への参入を促進するため、「土木技術者女性の会」が設立されました。
この会では、職場を超えたドボジョ同士の交流や先輩ドボジョへの相談などが行える場を提供することで、女性の支援に力を入れています。
・女性目線での意見を活かす事ができる
建築業界はこれまで男性が中心となって動かされてきましたが、女性の参入により、新風を巻き起こすことが期待されています。
スケジュール調整や安全に対する気配りなど、女性ならではのきめ細やかな配慮によって、現場をスムーズに切り盛りすることができれば、現場で働く人々やクライアントからも歓迎されることでしょう。
女性の土木作業員ならではの悩み
女性の方が徐々に増えてきていますが、実際に働かれている方々には、もちろん悩みもあります。
– 体力的な差
土木作業員として働く際には、性別による基本的な仕事内容の違いはなく、女性であっても男性と同じ仕事をする覚悟が必要です。
その結果、多くの方が体力や筋力の面でハンデを感じているようです。
女性であるからといって、仕事内容が特別に配慮されているとは限りません。土木業界の仕事は、人々の生活やインフラを支える非常に重要な仕事です。従って、完璧な仕事が求められるため、厳しい指導を受けることもあるでしょう。
– 妊娠や出産との両立、復帰
土木作業員の仕事の多くは、肉体労働が含まれています。妊娠が発覚した場合、早めに産休に入らなければならないケースも少なくありません。
妊娠が分かった段階で、会社によってはオフィスワークなどへの変更も可能な場合があるので、就職前に確認しておくことが重要です。
最近では、結婚や出産と仕事の両立に悩む方々が多いですが、出産後の復帰もしやすい職場も増えてきています。
このような女性特有な悩みもあるのが実情ですが、すでに女性の土木作業員が在籍している現場であれば安心です。
東京都府中市で水道工事を請け負っている、株式会社横山建設興業では、女性の作業員も活躍しています!
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